ヨガはサンクスクリット語でつながり、結ぶという意味です。
(washizugo)ただ運動をする、ストレッチだけでなく、姿勢、呼吸法などを使い、自分の内側にまで向かい合います。ちょっとしたダイエットに、運動不足だからちょっと体を伸ばすのに、というようにヨガを使っている方がいますが、もちろんそれも間違っていません。しかし、忙しい毎日を過ごしている方は特に、呼吸法などを意識して、自分と向き合う時間として活用できます。
ヨガは約5000年からインドで誕生した修行の事を言います。英語表記はYogaとなり、ヨーガとも言います。ヨガのポーズは名前などでも古代インド語のサンスクリット語で言われる事が多いです。ヨガはサンスクリット語の”yuj”が派生して誕生した言葉です。
〇代表的な流派紹介
一般にヨガといっても様々な種類があります。原点になるヨガの流派があり、その流派ならではの考え方があります。その中から派生して、新たなヨガが誕生していきます。今回は様々なヨガの中から、基本的なもの5つ紹介していきます。
①ハタ・ヨガ
ハは太陽(陽)、タは月(陰)という意味です。
ポーズと呼吸法を大切にし、体を小宇宙と考えて心身ともにエネルギーを高めていきます。瞑想を行うもので、一番古いヨガと言われております。最もポピュラーなヨガで、日本ではほとんどハタ・ヨガから派生したヨガを行っております。パワーヨガやホットヨガなどヨガとして有名なものもハタ・ヨガから派生したヨガです。
②カルマ・ヨガ
カルマとは、行為という意味です。その名の通り、行動のヨガという意味です。奉仕することが修行と捉えていて、欲張ったり、見返りを求めたりせずに、善行に励むことでカルマの浄化を行うというヨガです。自分でも知らないうちに、相手に見返りを求めていたということはありますが、欲や邪念を取り除いてくれます。
③ジュニャーナ・ヨガ
ジュニャーナとは智慧を意味しております。智慧は神からのもの、知恵は自分の心から出てくるものとされております。自分自身とは何か、という疑問を中心に考える、哲学的なヨガの流派です。アーユルヴェーダ、ウパニシャッドのインド哲学などを学び、心の自己と体という物質的な自己を分別していきます。
④マントラ・ヨガ
マントラとは日本でいう念仏などのようなもので、祈りなどを何度も唱えることで、神と一体になるという考え方です。マントラを唱えることで精神統一をする効果も期待できます。マントラは声に出しても、つぶやいても、自分で行いやすいものでいいです。しかし、唱えるものが一番効果的です。それは、マントラが言葉に出すことが出来ない、物理的な音を超えた波長だからです。
⑤ラージャ・ヨガ
ラージャとは、王様という意味です。心理的なヨガで悟りを開く伝統的なヨガです。古代インドの賢者パタンジャリが書いたとされる、瞑想の修行書のヨーガスートラも、ここに分類されます。これは、上級者のヨガです。
(washizugo)これら基本的なものから、派生したヨガが多くあり、スポーツジムなどで提供されているものになります。自分にあたものをまずは選ぶことから始めるといいかもしれませんね!参考にしてみてください。では、皆様の明日がより良いものになりますように。
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